ID&Eグループのサステナビリティ
サステナビリティ基本方針
ID&Eホールディングス・グループは経営理念として、「誠意をもってことにあたり、技術を軸に社会に貢献する。」を掲げています。当社は、この経営理念のもと、ステークホルダーの皆さまとの信頼を確立し、グループ内で共有する価値観に基づく公正かつ透明な企業経営の下で、持続可能な社会の発展に貢献するため、サステナビリティ経営を推進します。
サステナビリティの視点は多岐に亘り、企業の事業推進における社会に与える影響や社会要請に対応する視点に加え、事業を通じて社会価値創造に貢献する視点を持ったうえで、東京海上グループが特定する次の8つの重点領域を中心に、サステナビリティの課題解決に資する活動を推進します。
1. 気候変動対策の推進
2. 災害レジリエンスの向上
3. 健やかで心豊かな生活の支援
4. 人と多様性の尊重
5. イノベーティブなソリューションの提供
6. 自然の豊かさを守る
7. 未来世代の育成支援
8. 誠実かつ透明性の高いガバナンス
サステナビリティ経営フレームワーク
ID&Eグループにとってのサステナビリティ経営とは、環境への責任と社会への貢献を基盤に、様々なステークホルダーと共存しながら長期的に存続し、かつ成長・発展し続ける経営です。その実現を目指し、2024年に「サステナビリティ経営フレームワーク」を策定しました。このフレームワークは、サステナビリティ経営を実践する際の判断の枠組みを体系的に提示し、グループの一体的な取り組みを推進することを目的としています。
フレームワークは、2045年に目指す姿を示した「サステナビリティ・ゴール」、そのゴール達成までのマイルストーンとなる「サステナビリティ・コミットメント/ターゲット」、および各課題別の方針や行動ガイドラインで構成されます。それぞれは社会状況の変化を踏まえつつ柔軟に見直し、継続的な改善を図っています。なお、フレームワーク運用状況はサステナビリティ推進会議で定期的に振り返り、執行役員会および取締役会に報告します。
※以下図内の各方針ガイドラインにカーソルを合わせるとPDFが開きます。
- ID&Eグループ行動指針:2-2 技術品質の確保、6-1 地球環境に配慮した技術・製品の提供
- ID&Eグループ行動指針:2-1 技術の研究開発、6-1 地球環境に配慮した技術・製品の提供
- ID&Eグループ行動指針
1.信頼の確立、3.構成・透明な事業活動、5.広報活動と情報開示・情報保護、8.ブランド価値の維持・向上
全社マテリアリティもサステナビリティ経営フレームワークに内包される
サステナビリティ経営フレームワークに基づく行動計画
ID&Eグループでは、サステナビリティ経営を単なる理念にとどめず、具体的な行動へとつなげることを重視しています。その一環として、グループ各社が自社の事業特性や地域の社会課題を踏まえた行動計画を策定し、自律的にサステナビリティ経営を推進しています。各社が作成する行動計画では、サステナビリティ経営フレームワークに基づき、「サステナビリティ経営の理解・浸透」「ステークホルダー・エンゲージメント」「環境管理」「人権」の4つの視点を中心に、それぞれの経営方針や事業形態に即した実効性のある取り組みや施策計画を具体的に盛り込んでいます。
サステナビリティ推進体制
「ID&Eサステナビリティ推進会議」は、グループ全体のサステナビリティ経営の司令塔として全体のガバナンス、戦略の企画立案や推進、サステナビリティに関連するリスクと機会の管理、ステークホルダーに対する説明責任を担っています。本会議は、ID&Eホールディングス取締役会長を議長とし、取締役が参加しています。さらに主要グループ会社の社長およびID&Eホールディングスの各本部長が構成員となっています。議案の内容に応じて関係者や外部有識者も出席します。
サステナビリティ推進に関連する特定の課題については、より専門的な検討を深めるため、ID&Eサステナビリティ推進会議の下に「専門委員会」を設置しています。2024年6月期に新設した「人権専門委員会」に続き、2025年7月には「環境専門委員会」を新たに設置しました。環境専門委員会は、気候変動、生物多様性、水資源など、優先的に取り組むべき環境課題について、専門的な知見に基づく各種検討、ならびに、ID&Eサステナビリティ推進会議への付議・報告事項を協議することを目的としています。
専門委員会を通じ、「リスク統括会議」や「人財戦略会議」といったID&Eに設置されている他の重要会議体との緊密な連携体制を構築し、サステナビリティ経営の体制強化と質の向上を進めます。
サステナビリティ経営機能強化のためのグループ・ガバナンス
2025年6月期には、サステナビリティ経営の推進を目的にグループ全体および各社との対話と連携を強化しました。主要グループ会社サステナビリティ推進会議をはじめとする複数の会議体を通じて重要課題を協議し、意識浸透と課題解決を促進しています。特にグループ各社との個別対話(52回)や連絡会(18回)を通じ、現場の声を反映した取り組みを進めています。

サステナビリティ経営の浸透と実践
ID&Eグループでは、サステナビリティ経営の実効性を高め、組織全体で浸透・実践することを重視し、「意識」と「知識」を両輪として推進しています。具体的には役割に応じた多層的なアプローチで理解と主体的な関与を促進しています。2025年6月期は、担当者向けワークショップや全従業員向け教材の配布、さらに経営層向けの勉強会を実施し、意識浸透と理解の深化を図りました。
